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化粧品OEMの初期費用・コストとは|デザインや容器代は別料金?相場や価格について解説

公開日:2022年01月21日

最終更新日:2023/02/02

化粧品OEMお役立ち情報

化粧品OEMを始める前に調査しておきたいのが初期費用。OEMメーカーによって含まれる費用や公式サイトに提示している費用が異なり、実際は「デザイン代や容器代が別でかかった…」「思ったより予算を超えた」という話も耳にしますね。
そこで今回は、化粧品OEMに必要な費用・コストの内訳や、相場を詳しく解説します。問い合わせ前にある程度の費用相場が分かるので、ぜひ参考にしてください。

化粧品OEMにかかる費用の内訳とは

化粧品OEMは主に以下の費用が必要です。

  • バルク(化粧品の中身)

  • サンプル

  • 資材

  • デザイン

  • 充填・梱包・発送

これらがなぜ必要なのかをまずは見ていきましょう。

バルク(化粧品の中身)

バルクとは化粧品の中身のことで、化粧品を作る上で最も大切な部分と言えるでしょう。化粧水・美容液・クリーム…など製造する種類や配合成分によってバルクの費用は異なります。こちらの相場は後ほど種類別にご紹介するので、費用の参考にしてください。

サンプル

バルクを決定するまでにまずはサンプルを作り、改良を繰り返して企業に提出します。基本的にはどのOEMメーカーも無料で行っていますが、試作回数によっては費用がかかることも。
特に既存処方をアレンジする開発方法ではなく、お客様専用の処方として1から製造するため、バルクの決定までに時間がかかることがあります。

資材

化粧品には様々な資材があり、

  • 容器

  • 付属パーツ(ポンプやスプレー等)

  • 化粧箱

  • ラベル

などが挙げられます。

■容器

容器は形や容量、素材など種類が豊富です。
プラスチック製や簡易的なチューブ容器であれば安価ですが、高級感を出したいのであればガラス容器を採用することもあります。

■キャップ

容器と併せて必要になるのが、キャップですね。
くるくると回して開け閉めするスクリューキャップは安価ですが、使い勝手の悪さがネック。ワンタッチキャップやスプレー、ポンプなどキャップ一つでも様々な種類があり、使いやすさや費用を考慮しながら選びます。

■化粧箱

化粧箱とは、容器を入れる箱のこと。
必須ではありませんが、高級感を推し出す場合は箱に入れるのがおすすめです。箱に入っていると遮光できるため、商品の品質を保つ上でも化粧箱はあると良いでしょう。ただし安価に仕上げたいのであれば、商品の保護・異物混入を防ぐシュリンクや簡易な封緘シールを使用するのが一般的です。

■ラベル

化粧品には表に見えるデザインのみではなく、”裏面表示”という、販売名称や使用方法など決められた情報の記載が必要です。容器や箱に直接印刷する場合もありますが、メーカーやロット数によってはラベルを貼り付けて対応しますので、ラベル費用が別途必要になります。

デザイン

製品のパッケージやボトルのデザインにも費用がかかります。OEMメーカーはデザインの委託は行っていないことも多く、基本的にデザインは持ち込みです。
自社にデザイナーがいる場合は問題ないですが、そうでなければ別途デザインメーカーに依頼しましょう。

充填・梱包・発送

工場の充填機械を用いてバルクの充填を行います。手充填の必要がある場合は充填費が高くなることもあります。

また、化粧箱やラベルを使用する際は、梱包・貼り付け作業をOEMメーカーが行います。そして製品が完成すれば郵送で企業へ届けるので、発送料や発送に使用する箱代も必要。大きな金額はかかりませんが必須の費用となるので、初期費用を考える際はこちらも考慮するとより的確な費用を想定できます。

化粧品OEMの費用相場|スキンケア商品別に解説

バルクの費用は化粧品の種類によって大きく異なります。以下は種類別の費用相場となるので、参考程度にご覧ください。

100本単位の発注 1,000本単位の発注
化粧水 500円/1本 300円/1本
美容液 550円/1本 350円/1本
クリーム 600円/1本 400円/1本

こちらはあくまで相場なので、同メーカーでも配合する成分や処方や容量によって価格は変動します。バルクに加え資材やデザイン料がかかるため、ロット数100本であれば最終的には1本1,000円以上の金額がかかると想定しておくとコストを計算しやすいですよ。

化粧品OEMは別途費用がかかるって本当?

化粧品OEMの相場を調べていると「別途費用がかかった」「見積もりを出すと予想よりも高くなった」などの声を目にすることもありますね。OEMメーカーによっては別途費用がかかることも多いので、「公式サイトの値段=初期費用」として見積もるのは危険です。
ここからは必要なのに含まれていないことが多い費用について解説します。

デザインの委託は別料金の場合が多い

別途かかった費用として最も挙げられるのがデザイン料です。そもそもOEMメーカーはデザイン委託を行っていないことが多く、別でデザインメーカーを手配するのが一般的。
デザイン料は10万円以上かかることもあり、最初の見積もりを大幅に超えることも多いでしょう。

この場合、企業は化粧品OEMメーカー・デザインメーカーの両方とやり取りするため、コストに加え時間や労力もかかります。そこでおすすめなのが、デザインデータの作成・手配も行っているOEMメーカーです。

製品の打ち合わせと同時にデザインの相談もできるので、よりイメージに合ったデザインが完成します。デザイン専門メーカーよりも価格がリーズナブルな場合が多く、打ち合わせに使う時間も短縮できるため効率良く化粧品OEMを進められるのが魅力です。

容器代がかかることも

メーカーによってはバルク代しか記載しておらず、容器代が別でかかることがあります。
また、中には容器や化粧箱の取り扱いがなく、企業の持ち込み前提のOEMメーカーも。
その場合は料金に加え、資材を手配する手間がかかるため、化粧品OEMへの時間コストも大きくなります。

メーカーを選ぶ際は容器代が別途必要か確認しながら費用を見積もるのが良いでしょう。

注文前にトータル費用を確認しましょう

化粧品OEMは申し込みや注文の前にトータルの費用をしっかり計算すれば、追加費用がかからず想定内の金額で抑えられます。

弊社では容器代やデザイン代など、化粧品OEMに必要な料金は全て含めた費用を提示しています。クレンジング・化粧水・美容液・乳液・クリームは概算で、

  • 100本:1,000円~

  • 500本:800円~

  • 1,000本:600円~

となります。

化粧品OEMにかかるトータル費用を示しているため、弊社の費用は非常に明確です。決して格安ではありませんが、細かなヒアリングでバルクからデザイン、商品企画から納品まで皆様を手厚くサポートいたします。

まとめ

化粧品OEMにかかる費用は、ロット数や種類によって異なりますが、小ロットに対応できるOEMメーカーが少なく、化粧品OEMの初期費用が50万円を超えることも少なくありません。

なるべく初期費用を抑えながら整ったサポート体制を求めるなら、ゼロ・インフィニティにぜひお任せください。

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