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化粧品ビジネスは新規参入しやすい?メリット・デメリットとOEM製造について詳しく解説!

公開日:2020年02月06日

最終更新日:2023/02/02

化粧品OEMとは

皆さんは、化粧品ビジネスという言葉を聞いたことがありますか?
言葉自体は聞いたことがなくても、アパレルブランドや食品メーカーなどがオリジナルの化粧品を販売しているのは目にしたことがあるのではないでしょうか。

実は、近年、化粧品ビジネスの新規参入が増えているのです。元々化粧品開発をしていた会社だけでなく、全く違う業種から化粧品を出したり、小さなサロンでもオリジナルの化粧品を販売していたり、ノベルティとして限定で化粧品を配布していたり…
つまり、化粧品を専門にするのではなく、自社ブランドの商品の一つとしてや、販路拡大などを目的として化粧品をビジネスのツールとして使用するケースが増えてきているのです。

では、ビジネスのツールとして、化粧品がこれだけ多くの企業に選ばれている理由は何なのでしょうか?
そして、化粧品ビジネスを始めるときに必要なことは何なのでしょうか?

この記事では、化粧品ビジネスの魅力や疑問についてご紹介していきます。

 

化粧品ビジネスのメリット・デメリット

冒頭でもお話しましたように、今や多くの企業が化粧品ビジネスに参入しています。
化粧品ビジネスのメリットは、次の4点が挙げられます。

メリット

・リピート性が高い
化粧品は日常生活での必需品となっており、無くなってしまえば補充することが必須となるため、気に入ってもらえればリピート購入してもらえます。
・経済状況に影響を受けにくい
嗜好品とは違い、経済環境に左右されにくいため、安定した販売が見込めます。
・ニーズが常にある
ダイエットやメイク、健康食品やサプリメント・・・
人々の美や健康に対するニーズは、途絶えることがありません。
古くは『古事記』『日本書紀』などにも顔に顔料を塗る記述があるようですので、今も昔も「美しくありたい」「若さを保ちたい」といったニーズは変わらないという証明になります。
・新規参入がしやすい
化粧品などのユーザーは常に「より良いもの」「自分に合うもの」を探しているため、コンセプトや効能により、大手も新規も関係なくユーザーに選んでもらう事が可能となります。

途絶えることのないニーズと新規参入のしやすさが、化粧品ビジネスの大きな魅力と言えそうですね。
ニーズがあると分かっていれば、強みや見せ方をよく考えることでお客様を獲得できる可能性が上がります。
また、自社ブランドの強みやコンセプトにちなんだ商品を作ることで、改めてブランドの良さを伝えることができるかもしれません。
そういったメリットから、多くの企業が化粧品ビジネスに参入していると考えられます。

 

デメリット

では、化粧品ビジネスのデメリットにはどんなものがあるでしょうか?
化粧品ビジネスのデメリットは、次の3点が挙げられます。

・競合が多い
化粧品ビジネスに参入する企業が多いため、必然的に競合も多くなります。
・移り変わりが早い
SNSなどの発達により、注目される成分や流行の商品などの移り変わりが早くなっています。/p>
・研究、開発にはコストも時間もかかる。
1から自社で開発するには、それなりの施設と人材と費用が必要です。

これらのデメリット、実は「OEM製造」という選択をすることで、回避が可能なんです!

 

OEM製造をすると、デメリットが解消される?

まず、OEM製造とは、一体何でしょうか?
OEM(オーイーエム)とは、"original equipment manufacturer"の略語であり、日本では「他社の商品を製造すること」という意味で使われています。つまり、OEMメーカーは皆さんが「こういう化粧品を作りたい!」と思ったときに製造してくれる会社のことになります。

化粧品をOEMメーカーに依頼するということ

OEMメーカーに製造を依頼すると、

・競合が多い
・移り変わりが早い
・研究、開発にはコストも時間もかかる。

というデメリットが解消されます。

どういうことかと言いますと、最近のOEM製造では「小ロットでの製造」が可能なメーカーも多くなっています。

話題の成分を入れた商品を作っても、在庫が多すぎてすべて売り切る前にはもう、次の話題に移っている…という状態だと、新商品を作るのも躊躇してしまいますよね。
小ロットで作ることで、在庫を抱え込むリスクを減らして新商品を作り、移り変わりが早い業界でも時代に合った商品を提供することができます。

また、OEMメーカーに依頼することで、自社での研究、開発にコストや時間を割くことなく化粧品を作ることができます。OEMメーカーは知識も豊富ですから、こういった商品を作りたい、と相談することで専門的なアドバイスを受けながら最適な商品を作ることができるのです。

競合が多いというデメリットについても、OEMメーカーに商品を作ってもらう際に「自社だけのこだわりや強みを出したい」と相談することで、商品に反映させることができ、結果的にオリジナリティのある商品を作ることができるでしょう。
そのためには、どういったこだわりを出したいのか、強みは何なのかをしっかりと把握し、OEMメーカーと共有することが重要となります。

 

化粧品ビジネスを始める前に用意しておくこと


OEMメーカーに製造を依頼することで、皆さんも化粧品を作って販売できることが分かりましたね。
では、化粧品ビジネスを始める前に、皆さんが用意しなければいけないことは何でしょうか?

コンセプト

化粧品を作る前にまず固めておかなければいけないのがコンセプトです。

とはいっても、事業を進めていく中で見えてくるものが違ってきたり、考えが変わってきたり、といったことも多々あります。がっちりとコンセプトを固めすぎる必要はありませんが、大体のイメージや軸となる部分は決めておきたいですね。OEMメーカーと相談する中でもこの部分が共有できていないとどんな商品を作っていけばいいのか分からなくなってしまいます。

まずは、自分がなぜ化粧品を作ろうと思ったのか?その化粧品とどんなイメージなのか?を具体的に考えてみましょう。実は、「作りたい」と思った時点で、何かしらのイメージが存在しているのです。それを深掘りしていくことで、軸となる部分が見えてきます。

ターゲット

コンセプトを決めたら、次はターゲットを考えましょう。既存の顧客がいる場合はその顧客でもいいですし、新規開拓として考えてもいいかもしれません。

ターゲットを考える際にも、出来るだけ具体的にイメージしてみましょう。
「20代から50代の美容に興味がある男女」などは、幅広くしすぎてターゲットになりません。ピンポイントすぎるくらいでも大丈夫ですので、「どういった人の」「どういうお悩みに」「どういう効果をもたらすか」を決めておきましょう。

効果の部分に関しては、OEMメーカーと相談しながら変更していくことも可能でしょう。
大体の方向性を持っていることで、スムーズに商品の話ができる筈です。

品目

上記で考えたコンセプト・ターゲットに合った商品を選定しましょう。

一言に化粧品といっても、様々な商品があります。
内側からケアすることが目的なら基礎化粧品、メイクでより華やかさやその人の良さを強調したいならメイクアップなど、その商品を使ってターゲットになにをもたらしたいのかを考えると、最適な商品が見えてくるでしょう。

また、品目は1つに絞り切れなくても構いません。
OEMメーカーによっては、何種類かの製造が可能な所もありますし、得意な商品に特化しているところもあります。数種類を合わせて販売することも、可能になるかもしれません。
重要なのは、ターゲットに合わせた品目を設定することです。

OEMメーカーとターゲットやコンセプトについて共通認識を持った上で相談することで、より良いラインナップにすることができます。

まとめ

化粧品はニーズが絶えずあることからビジネスとして確立しやすく、新規参入しても十分に強みやこだわりを出すことで競合他社との違いを出すことが出来る、非常に魅力的なアイテムです。

化粧品ビジネスの第一歩として、まずはコンセプトやターゲットなどを決めた上で、色々なOEMメーカーに相談してみましょう。

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